世界を終わらせて

君の為にこの世の全部 

回ってんだぜ 大丈夫だぜ 

きっと、うまくやれるさ 

前にもこの曲のことを書いたけれど、また違った気持ちで聴くようになったこの大切な曲のことをまた、書くことにする。 

最初に書いた歌詞に何度となく泣いた。泣いたし、一番好きな歌詞。 

最近、恋人と上手く話せない。ていうか、人と上手く話せない。正しくは、表面上はめちゃくちゃ上手く話しているつもりだけれど、自分の中身を上手く話せない。 

恋人と話す時にこうなるだなんて自分でも思っていなかった。  

しんどい。こんな風に、「大丈夫」や、「そんなことないよ」という言葉のカツアゲをしたいわけじゃない。なのに上手くできない。何にも上手くできない。

こんな自分とどうして付き合ってくれているのかわからない。

こうやってどんどん無限ループにハマって、まためんどくさい人になっていく。こういう時にこの曲を聴くんだ。

不安に駆られている時にこの曲を聴く。でもこの曲は明るくて、暖色系のライトみたいな色をしている。 

最近は聴くと、恋人の顔が浮かぶ。 

それから、ずっとずっとしんどかった自分と、今の自分のこと。 

私が最初に人にこの曲を教えたのは、今思えば最低の人だった。でも、好きだった。 

何年か経って、大好きな人と付き合っていて思うのは、もうこの曲はあの人の歌だと思わなくなったこと。 

この曲は私の歌で、それから私の好きな人の歌だって、今は思う。なんとなくあの時のことをちゃんと消化できたのかなって、思うようになった。 

いつも上手くできない、上手く生きていけない、無駄に泣いてばっかりの私を許してくれるかなぁ。 

大丈夫だぜって、歌ってくれよ。 

朝になって、で始まるラストのサビ、もし君も、私のことをそう思っていてくれたら嬉しいって少し思う。 

側に居られるようにこの世の全部を作ったというこの歌は、世界を終わらせても一緒に居られるような気がしてしまうから好きだな。 

僕のこと君のこと 

話は尽きないほど 

独り言も2人のこと尽きるまで話そう 

明日のこと 昔のこと 今のこと 将来のこと

不安になるかい？ 

なぁ、聞いてくれ、マイボーイフレンド