HAPPY BIRTHDAY
くだらない話は思いつくのに
君を抱きしめて良い理由だけが見つからない
寒いなって思ったその空気を感じたら、イヤフォンから最初に流すのはback numberだと決めている。
冬に一番聴くバンドかと思う。
寒い朝、西藤公園を聴いた後、久しぶりにHAPPY BIRTHDAYをよくよく聴いた。
あの苦しくて辛かった片思いをしていた自分も、今の自分も、重ね合せる曲だなぁと少し思う。
昔、好きだった人を抱きしめて良い理由なんて見つからなかったのに、無粋な理由で抱きしめられたりしたな。
今、大好きな彼とお付き合いをさせてもらっている。隣にいるだけで抱きしめて、抱きしめられる時もある。いつも絶対に、彼はあったかい。この人を抱きしめて良い理由を手放したくないと強く思う。
「愛が何かは知らないけれど、好きと言う名前の痛みになら詳しいかも」
「どうにも君のいない場所は空気が薄くてさ」
「着信の音で飛び起きたけど、損したな
君かと思ったのに」
全てきっと、片思いの人のための言葉なんだろう。だけれどきっとカップルと呼ばれる人たちの中では、どちらかの好きが重たい場合が多くある。天秤が傾くたびに好きの重さが重たい方が辛くなるのだ。
最近の私はどうなんだろう。自分でもわからないまま。
天秤が傾くことってすごく辛いことだよなぁ。
私は、私は、彼に好きでいて貰えているんだろうか。
怒ってばかり、悲しませてばかり、嫌な思いばかりさせていないだろうか。
もうすぐ誕生日の自分にささる
「HAPPY BIRTHDAY 片思いの俺」の歌詞
心の天秤がきっとそうならないように。
私は頑張るし、恋人のこと好きでいたら、好きでいてくれるかな。
この歌が大好きだな。
現在地で共感するしないじゃない。
きっと、誰もが心が痛むものなんだろうな。